「子どもを信じること」

「子どもを信じること」という本を読みました。

「子どもに小言を言わずに、優しく接すること」これが大事だと。

子どもを信じて、本人たちができるようになるまで辛抱強く、見守る。いつか必ず子どもはできるようになる。子どもの内側には、一人一人に輝くものがあり、自力がある。でも、つい親たちは先回りして手助けしたくなってしまう。そこに歯止めをかけるべきだと。

 

 

 

そして、家庭はゆっくりできる場所、落ち着ける場所であるべきだということです。

それを、豊富な事例を元にして一つ一つ丁寧に説明してゆきます。

どれも腑に落ちる内容でした。


振り返ってみると、我が家は、共働きでto doリストをこなすように子どもたちに接していたなと思います。帰宅、夕飯、風呂、9時目標でベットん行って寝る。朝起きる学校行く・・・の繰り返し。まあ日常なんてそんなものではありますが。

学校、習い事、休日の予定・・いつしか子どもたちは親が望む方向に自分を合わせてしまい家庭がくつろげる場所で無くなってしまった。

 

現在、上の二人は現在不登校です。必ずしも、不登校の直接的な原因ではないかもしれないですが、一因を作ってしまったのでは?と思います。

 

親の心にゆとりがないと、子どもはそれを敏感に感じとり、影響を受けてしまう。

こどもは本当に影響を受けやすい生き物ですから。

 

本の中には不登校のことも出てきます。

不登校は勇気ある行動である」と。自分の主張を子どもはできているじゃないかと。

しっかりと家庭で休めば、いつか外に出てゆきたくなる。場所は学校に限らず。

その日が来るまで、親は辛抱強く「小言を言わずに優しく接する親」でありたいと思います。